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ココロの視線 時代と女性を見つめるコラム ココロの視線 時代と女性を見つめるコラム

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vol.44 お母様から受け継いでいる…と実感すること、何かありますか?

今回の『言の葉巡り』では、母と娘の関係について様々な視点から研究をされている、目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授の小野寺先生にお話をうかがいました。お嬢様との間で繰り広げられるコミュニケーションの様子や、80歳で元気にお一人暮らしをされているお母様を例にあげながら、母娘に関するいくつかの研究をご紹介くださいました。

先生が心理学の世界に入られたきっかけは、父と娘との関係性を心理学的に研究したいと思ったからだそうです。父親みたいな人と結婚したいという人と、絶対に結婚したくない人がいるのはなぜだろう?という疑問がスタート地点。どちらかと言えば後者だった先生は、父親が好きだという人がいること自体が信じられなかったとか。そこから親と子、母と娘、さらには三世代の母娘の研究へと広がっていくのでした。

食ライフスタイルにおける母と娘の研究では、母親の食志向が娘に伝わっていくということが明らかでした。毎日の生活習慣が、特に強く意識しない中でも娘に継承されることに、とても興味をひかれました。下着についても先生は、「食も下着も毎日のこと。継承されるポイントに共通点があるのでは」という指摘を下さったのです。

これまで、ファッションアイテムの一つとして衣類や雑貨と比較したことはあっても、食生活と下着を並べて考えたことはありませんでした。母親の下着への価値観が娘に伝わっていくのではないか、というココロスの仮説を検証する手がかりを得た気持ちで、心を強くして研究室をあとにしました。

今月のココロスでは、昨秋に実施した「母娘の共同行動と母親の心理的幸福感に関する調査」のリリースとサマリーレポートを資料集に掲載しています。母と娘の共同行動の実態を把握しながら、母親が得る幸福感にはどのようなものがあるかを分析していますので、『言の葉巡り』と共に、ぜひご一読ください。

  • イメージ写真写真はイメージです。

「言の葉巡り」 vol.18は、こちらをご覧ください。
ワコールリリース『母娘の共同行動と母親の心理的幸福感に関する調査』
サマリーレポート『母娘の共同行動と母親の心理的幸福感に関する調査』

『ココロの視線』は、私たちココロスが着目する“コト”や“モノ”に、ちょっとした“気づき”を交えて「女性(と男性)の心模様がどのように映し出されているか」を語るコラムです。あなたの「なぜ?」が「なるほど!」に出会えるかも……


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